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収納場所などのカビ対策

クローゼット・収納のカビ予防と対策

季節の変わり目にクローゼットから洋服を出したらカビが生えていたといった経験をしたことがある方も多いと思います。
クローゼットの中というのは湿気が溜まりやすく、カビにとっては最高の環境なのです。

クローゼットの中自体はもちろんのこと、高級な洋服だとか大切にしている洋服には絶対カビを生やしたくないと思います。

そのためには、カビが生える前に対処していくことが望ましく、クローゼットの環境を良くすればカビが生えることも無くなります。

 

1.カビの発生原因

最近までは何事もなかったような場所でも、ふと気づいたときに、カビが繁殖していて驚いた人もいるのではないでしょうか?

カビの元になる生殖細胞は胞子といい、常に空気中に浮遊しています。家の中では1平方メートルの中に数個から、ときには数千個単位で胞子が漂っていると言われます。

その胞子がカーペットや床、壁等に付着して、一定の条件を満たすと繁殖が始まります。胞子から菌糸体という形になり、根を張ってさらに胞子をつくり増えていくわけです。

100円玉くらいの大きさになったカビの密集地は、胞子の数が40~50億個とも言われています。そこから、さらに胞子が空気中に放出されるので、放っておくと爆発的に増えてしまうのです。

・カビは空気中に無数に漂っている
・カビを放っておくと爆発的に増えてしまう

2.クローゼットのカビ対策

クローゼットのカビを予防するためには、何よりも換気が重要になります。

晴れた日には窓を開けて部屋の換気をするとともに、クローゼットの扉も開けっ放しにしておくと効率よく換気が出来て効果的です。

雨の日は逆効果になってしまうので避けるべきですが、雨が続いて換気が出来ない時は、扇風機の風をクローゼット内に向けて送るだけでも効果があります。

3.カビが生えやすい条件

・温度  ・湿度  ・栄養分  ・酸素

・カビは0~40℃で繁殖するが、特に20~30℃が最適
・湿度が70%以上で活発に繁殖する
・埃や人の垢など汚れなどといったものが栄養分になる

以上の条件が揃うとカビが生えやすい環境をつくってしまいます。

カビは湿っている場所が大好きで湿度が70%以上になると活発になるといわれています。湿度が低いからといって活動しないというわけでなく、活発に繁殖できるのが高湿度ということになります。

特に家の中で湿度が高い場所といったらお風呂場を思い浮かべると思うのですが、お風呂場以外でもカビが生えてしまうのです。

クローゼットの環境は、室内の中でも特に湿度が高く、服やそれらについた埃や汗・皮脂などといった栄養素があります。

つまり、ほぼ全ての家でカビの生えやすい条件が揃ってしまっているということになります。

4.カビを生やさないための対策

ここでは、厄介なカビへの対処法と対策に関してを紹介していきます。

4-1.換気

カビの発生を抑えるためには、何よりも換気が重要になります。

基本的に普段閉ざされているクローゼットの中では、湿気が溜まりやすくカビの繁殖には絶好の場所なのです。

換気をすることは湿気をなくすのに大変有効的であり、カビの繁殖を抑えることができます。

また、洗濯後の衣類はもちろんのこと、一度着用した衣類も干してからクローゼットに収納するのがポイントです。

そのまま収納してしまうと、衣類が含んだ湿気をそのままクローゼットに持ち込んでしまうことになります。しっかり湿気を飛ばしてから中に収納しましょう。

また、クリーニングに出した衣類は、ビニールのカバーを付けたまましまうのは水分がこもってしまうので厳禁です。

4-2.湿度を上げない工夫

カビの発生を防ぐには、部屋全体の湿度を上げないようにすることが大切になります。部屋のどこかに湿気が溜まると部屋全体の湿度も上がってしまうので、出来るだけ湿気を溜めない工夫が必要になります。

カビは湿度の高い環境に繁殖しやすい性質を持っています。そのため湿度を抑えることにより繁殖を抑えることが出来ます。

室内干しした洗濯物からは、例えば5kgの洗濯物を洗い、脱水して干すとなんと約3リットルもの水分が水蒸気となって放出されます。

洗濯物を干している部屋と干さない部屋のダニの数を調べたところ、室内干しをしている部屋は干さない部屋の2倍以上のダニが発生することがわかっています。

室内干しの際は、十分な換気・除湿をしないと、その水分が部屋の中にこもってしまいますので気を付けましょう。

4-3.定期的にクローゼット内の掃除をする

クローゼットは、普段モノを多く入れているにも関わらずなかなか掃除をする機会がありません。

そのため多くのホコリやゴミが溜まっています。このホコリやゴミがカビの大好物なのです。

クローゼットの掃除の際は、浴室やキッチンのように水で洗い流すことが出来ないのでまずホコリを吸い取ったら

 

・消毒用エタノールで吹き上げ
・乾拭き
・隅々まで掃除する

 

ここまで対策方法をいくつ上げて来ましたが、この作業を徹底的に行うことができればカビ臭がしたり、

黒いカビが発生したりする可能性は限りなく低くなるでしょう。

これらのことは一度行うだけでなく、年に数回衣替えなどの季節の変わり目などに行うことで継続的にカビを抑えることが期待できます。

カビ予防のためには「換気」「こまめな掃除」「除湿」を行う事で、カビの発生しにくい環境にすること

5.カビが生えた場合の対処方法

こちらの対処法はカビの強さによって幾つかの段階によって別れますが、

生えたということはカビにとって生えやすい環境であることが考えられるのでその原因を考えて対処する必要があります。

5-1クローゼット内の隅に少し生えた程度の場合

まだそれほど繁殖していない場合

 

・市販のカビ取り剤でカビを殺菌・漂泊する
・もしくはエタノールで殺菌し拭き取る

 

ただしカビ取り剤の主成分である次亜塩素酸水は色を分解し退色させる作用がある為、

服や塗装に付くと色が変わってしまう可能性があるので取り扱いには注意が必要です。

5-2.広く生えてしまった場合

まずは、上記同様の作業を行っていただきたいのですが、なかなかそれだけでは対処できない場合があります。

クローゼットや服の中に広がり、発芽し芽や根を伸ばしている場合は、

倒しきるのが難しく、最悪の場合クローゼットを買い替える、

服を捨てるなどしなければ大きな被害に繋がってしまいます。

このような状況下になってしまった場合、クローゼットの中身から服などの衣類を取り出してしまうと

カビの胞子を部屋中に巻き散らかしてしまう可能性があり更なる被害に繋がりかねません。

 

・衣類に付いているか確認する
・付いていたものはゆっくり外に持っていく
・ビニールに包んで飛び散りを抑える

 

まずはこの三つを実践しましょう。

5-3.服にカビがついてしまった場合

少しのカビであれば洗濯→乾燥機で対処できます。

カビは60℃以上に10分さらすとほとんどが死滅するので、乾燥機の中に入れればたいていのカビは除去できます。

ただし、乾燥機に入れられないタイプの衣類カビの色がはっきりと衣類に着色してしまっている場合は捨てることをお薦めします。

6.まとめ

ここまでクローゼットのカビの発生から除去までをお話してきましたが、

最も重要なことはカビを生やさない環境をつくることです。

これには換気がもっとも最適であり、コストのかからない誰にでもできる作業になります。

その作業さえ習慣化してしまえば今後カビに悩ませられることもなくなります。

カビを完全に除去することは不可能ですが、

定期的な掃除や予防をすることでカビと共存していく一つのポイントになると考えてみてはいかがでしょうか。