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床下浸水が原因で起こるカビの対策方法

台風、大雨による洪水などの水害により床下浸水が発生した場合

「もう床下浸水が収まったから」

しかし、床下浸水の後、そのまま何もせずに放置しておくとカビが発生してしまう事があります。
カビだけでなく異臭の原因やシロアリの原因、家屋の腐敗・劣化の原因になることもあります。

そこで、ここでは「大雨により床下浸水や雨漏りが発生した後の、対処方法」について説明していきたいと思います。

台風後に床下浸水して、その後のカビが心配
床下浸水後の対策方法が知りたい
水害後にカビを防ぐ方法を教えてほしい

1.床下浸水の後にカビが生えやすくなる理由

1-1.床下浸水とは?

そもそも「床下浸水」とは床上まで浸水せず、床の下50センチ未満まで浸水した様子を指します。
水位の低い家や海・川に近い家などで起きやすいです。

また床上浸水の場合、水が引いても瓦礫や汚水など目に見える形で残り、場合によっては居住不能になることもあります。

1-2.床下浸水後にカビが生える原因

床下浸水の場合、水が引いた後はもとに戻ったように見えるのでそのまま放置するケースが多く、
カビの栄養となる「湿気」「栄養源」があるまましたない間にカビが増殖するという事も多いのです。

目で被害が見えにくいので、実際にカビが発生するまで気が付かないケースも多く見られます。

また、床下ですので日当たりが悪くカビが繁殖しやすい環境です。その中に泥水が入ってしまう事で感染症や異臭の原因にもなります。

「床下浸水は、ただの水ではなく泥水による浸水だという事を意識して、取り除く必要があります」

1-3.カビ発生以外に起こりえる床下浸水の被害

また、床下浸水後そのまま放置する事で、シロアリや雑菌の繁殖による腐敗・悪臭、また劣化による居住不能も起こる可能性があります。
まずは床下浸水を起こさないように水の侵入を防ぐ事も大事ですが、床下浸水が起こった後の対策も住居の環境を守るために大事なことです。

(予防方法については後ほど、ご説明していきます)

2.床下浸水後に水分を取り除く手順

では、床下浸水後の汚水を取り除く方法を順番にお伝えしたいと思います。

2-1.作業時の装備

まず、作業をする前に”安全性の確保”をしてください。

例えば
破損箇所がないか
土砂崩れの危険性はないか
腐敗物を吸い込む恐れがないか

これらが無いかを確認し、長袖・長ズボンの汚れても良い服装をしてゴム手袋やマスクを装着します。
できればヘルメットなどを着用した方が良いでしょう。場合によっては長靴などを履き水分の浸食を防ぎます。

慌てて浸水を除去しようと、木片や破損か所で怪我される方もいます。充分に注意して下さい。

長靴
マスク
消毒剤
スコップ
手袋や軍手
ヘルメット
長袖・長ズボン
ビニール袋(ゴミ用)
こちらを準備して安全な状態で作業を始めてください。

2-2.汚水を取り除く

汚水が、床下まで流れ込んでいる場合や異臭がする場合は物理的に取り除く前に「水」で汚水を流すようにしましょう。

この時、汚水を残さないように、キレイに流しきるのがポイントです。

ホースを使って、床下の汚水を洗い流すと良いでしょう。汚水を排水できるように流れを確保して下さい。

2-3.異物を取り除く

軒下の異物を実際に取り除きます。この時、手間ですが1つ1つゴミや瓦礫を広いゴミ袋に捨てましょう。

2-4.乾燥させる

汚水をそのままにしておくと、腐敗しカビが発生します。そのため、扇風機やサーキュレーターを使って床下の湿気を乾燥させてください。

この作業を怠ると湿気が溜まってしまい、後々のカビ発生の原因となります。しっかりと乾燥させましょう。

扇風機などが無い場合は通気を良くして乾燥させましょう。

2-5.消毒する

感染症・カビ発生予防のために消毒剤を噴射します。この時に使用する消毒剤は市販のアルコール消毒剤で大丈夫です。
ただし、アルコール消毒剤は下記と触れると燃え上がる可能性がありますので、火気と触れないように注意して下さい。

その他の消毒剤の種類

その他、消毒用アルコール意外にも薬局などで手に入れる事の出来る消毒剤をご紹介します。

1:次亜塩素酸ナトリウム

市販のハイターです。漂白効果だけでなく除菌・殺菌効果があります。

使い方は、バケツに水と次亜塩素酸ナトリウムを加えて0.1%濃度に希釈し、雑巾などでしめらせて目的箇所を拭き取ります。

(ギャップの大きさによりますが、水1リットルに対しキャップ1杯が目安です)

次亜塩素酸ナトリウムは、皮膚に付着すると肌荒れを起こす可能性もありますのでビニール手袋などを装着する事をおススメします。

(※また金属に使用すると変色する可能性もありますので、金属部位は避けましょう)

2:10%塩化ペンザルコニウム

一般的に”逆性石鹸”と言われる、陽イオン界面活性剤です。石鹸というと汚れを落とすイメージがありますが、
塩化ペンザルコニウムの場合洗浄力は少なく殺菌力が高いので病院や大量調理の現場で手指の消毒剤として活用されています。

使い方は、市販の塩化ペンザルコニウム液を0.1%濃度に希釈して、雑巾などに浸して使用します。
(希釈目安は上の次亜塩素酸ナトリウム同様、バケツ1杯にキャップ1杯といったイメージです。詳細はラベルを参照してみて下さい)

この他、衣類や食器の土砂汚れの場合は”熱湯消毒”などもあります。

(熱湯消毒は、80℃以上のお湯で消毒する方法です。手軽ですが、高温ですので火傷に気を付けましょう)

消毒時の注意点

作業終了後はしっかりと手洗いを!

床下浸水後の消毒を行った後は、手指にあらゆる雑菌や土砂などが付着している可能性があります。
また、消毒剤も付着しているので粘膜に触れる前に念入りに手洗いを行ないましょう。

3.床下浸水を防ぐ方法

3-1.ホームセンターの土のうで浸水対策

床下浸水を防ぐ為に土を袋に入れた「土のう」で水の侵入を防ぎます。土のうはホームセンターなどで手に入れることが出来ます。
家の前や玄関前、道路の前などに土のうを重ねて設置します。

3-2.ペットボトルやポリ袋で水の侵入を防ぐ

ペットボトルやポリ袋に水を入れて段ボールなどの容器に入れます。その上にブルーシートをかぶせておくことで簡易的な水防を作ることが出来ます。

簡易的な物で水防を作る際には水が浸入を防ぐ為に、隙間を空けないように設置しましょう。

3-3.止水板の設置

板を置くことで水の侵入を防ぐという方法です。テーブルなどのボードを使う場合もありますし、市販の止水板を用いて水の侵入を防ぎます。

台風や大雨などが予測されるときには念のため設置しておくと、軽度の流入であれば家屋への水の侵入を防ぐことが出来ます。

4.まとめ

水害後に起こる床下浸水。水気が引いた後に
汚水の除去
乾燥
消毒
を行なう事で、カビの発生や腐敗臭の防止対策をしていきましょう。

また、床下浸水後に除去や消毒、乾燥を行った後も
定期的な清掃
汚染物の除去
通風
はこまめに実行し、カビの発生を防ぎましょう。

もしも、床下浸水の規模が大きく自力で対処する事が難しい場合には、専門の業者に委託するという方法もあります。

カビ予防のコーティングなど、便利なオプションもありますのでお気軽にお問い合わせください。