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奈良県立医科大学が光触媒コーティングCLEANEST NFE2に新型コロナウィルスを30分で検出限界値まで不活化の確認・証明

奈良県立医科大学が合同会社STHの光触媒コーティングCLEANEST NFE2に新型コロナウィルスを30分で検出限界値まで不活化の確認・証明
―光触媒コーティングCLEANEST NFE2による新型コロナウィルス30分で不活化を実証―

公立大学法人奈良県立医科大学微生物感染症学(教授:矢野寿一、准教授:中野竜一)と光触媒を活用して抗菌・防カビサービスを行なう合同会社STH (本社:北海道札幌市、代表取締役:島岡大輔)は、実際に抗菌サービスで使用している光触媒コーティング剤を用いて、新型コロナウィルス(SARS-CoV-2、以下、コロナウィルス)の不活化効果を検証する試験を行ない、以下の結果を確認したことを2020年11月13日にご報告いたします。

■試験への経緯
合同会社STHは新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、今後は住環境に安心と安全を提供することが当たり前となり、
ウィルス対策としての「新しい生活様式」の必需品となるべく室内全般に「光触媒コーティング」を施し感染予防対策に貢献する事を志して取り組んで参りました。
そこで当社の光触媒コーティングCLEANEST NFE2には新型コロナウィルスに対して有効性はあるのか奈良県立医科大学の協力の元、検証いたしました。

■試験概要

試験サンプル 光触媒加工したプラスチック板(50mm×50mm)
試験ウィルス 新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)
試験内容   試験サンプルに新型コロナウィルスを接種し、表1の作用時間にて静置する。
PBS液(※1)でウィルスを回収しウィルス感染価(※2)をプラーク法(※3)にて測定する。
※1 細胞を扱う実験でよく利用される緩衝液
※2 細胞感染性を持つウィルス粒子の数
※3 シート状の培養細胞にウィルス液を接種、ゲルで被い培養し感染した細胞だけが拡大され測定する方法

■試験結果

感染価の測定:光触媒加工プラスチック板を新型コロナウィルスに接触させると30分で検出限界値である2.50×10²PFU/mL未満(減少率>99.916%)へと感染価が減少した。
光触媒コーティングCLEANEST NFE2による新型コロナウィルスに対しての不活化効果が認められました。

■参考情報 (光触媒CLEANEST NFE2について)
特許取得(6539370号)特許出願中(2016-212027)(2017-077273)
Nafion…フッ素系イオン交換樹脂
可視光応答型光触媒…室内の灯りでも光触媒反応を発揮
可視光応答型光触媒にNafion・金属銅・銀紛を組み合わせた結果、光触媒反応とNafionのイオン変換機能により銅と銀を銅イオン・銀イオンに変換し、金属由来の抗菌作用を効率よく活用している。
Nafionにはイオン変換以外にも親水性、耐久性を兼ね備えており、耐候試験3年や耐摩耗試験1万回をクリアしている。

■まとめ
今回の試験結果を踏まえて合同会社STHが目指す「新しい生活様式」の実現のため、現在の暮らしに光触媒コーティングの需要と信頼を築ける大きな結果となるもの考えております。
今後とも様々な検証を行い光触媒コーティング(CLEANEST NFE2)の効果を追求し感染予防対策に貢献してまいります。

PRTIMESでプレスリリースを配信致しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000066520.html